特許による保護を目指すイノベーターにとって、関連するすべての文献を網羅する包括的な先行技術調査は不可欠です。調査が不十分であれば、特許出願の拒絶、特許の無効化、あるいは訴訟に発展するリスクがあります。しかし、こうした調査には膨大な時間がかかるのが課題です。特許アナリストは、調査対象となる適切なデータベースの選定や、各データベースが保持する情報の範囲を把握することに苦慮しています。
CAS STNextのクラスター機能を活用すれば、関連分野(材料科学、農業、薬学など)や共通の特性(数値プロパティ検索、全文特許、学術論文、化学構造など)に基づいてデータベースがグループ化されているため、効率的かつ確実に同時検索を行うことができます。
材料クラスター:材料関連の特許や文献を検索するために特別に設計
材料クラスターは、材料科学に関する包括的な特許および非特許の技術コンテンツを収録した21のデータベースで構成されています。これらのデータベースは、半導体からプラスチックまで、材料イノベーションの幅広い領域をカバーしています。
- CIN、CBNB、RAPRA、TEMAはビジネス情報を網羅しています。
- 1Mobilityと2Mobilityは自動車産業の材料をカバーしています。
- Compendex、PQSciTech、SciSearchは大規模なファイルを提供します。
- PQSciTechとCompendexでは、励起波長やその他の材料の数値プロパティによる検索も可能です。
- SciSearchには、詳細な引用情報や助成金提供者情報が含まれています。
- CAplusは、特定の分子組成の検索に最適です。
材料クラスターの詳細、またはCAS STNext内のその他のクラスターについてはこちらをご覧ください。
indexコマンドで関連性の高い結果をより迅速に発見
indexコマンドを使用すると、21の各データベースに対して高レベルな検索が実行され、関連レコード数が表示されます。これにより、各データベースで個別に詳細な検索を行う前に、検索結果の全体像をプレビューすることができます。
例えば、エレクトロニクス業界の特許調査担当者は、この機能を使用して「量子ドット」というクエリに対するindexコマンドの検索結果を確認できます。
indexコマンドは、あまり利用されていないデータベースが特定の知的財産調査に有効かどうかを判断したり、新しいレコードを見つけるためのキーワードを素早く特定したりするのに役立つ強力なツールです。最も関連性の高い検索語とデータベースを特定できれば、特定の化学組成や数値プロパティに絞り込んだ詳細な検索をよりスムーズに開始できます。
データベースクラスターを活用して、調査の効率と信頼性を向上させましょう
データベースクラスターとindexコマンドは、CAS STNextにおいて先行技術調査の精度を落とすことなく、調査を迅速化できる非常に有用なツールです。
材料クラスターを活用した次回の調査については、CAS STNextのウェビナー録画および関連資料をこちらからご覧ください。
