プレスリリース
CAS、ライフサイエンス諮問委員会を設立し、科学的発見の未来を再構築へ
科学情報の信頼できる情報源であるCASは、世界的に著名な研究機関のリーダーを招集し、創薬能力とワークフローの高度化を推進します。
オハイオ州コロンバス、2023年4月5日 — 米国化学会(ACS)の専門部門であり、科学情報ソリューションを提供するCASは本日、CASライフサイエンス諮問委員会の設立を発表しました。本委員会は、世界をリードする専門家で構成され、CASが持つ信頼性の高いコンテンツと、ライフサイエンスのワークフロー全体を網羅する画期的な予測技術を融合させ、科学の進歩を牽引します。委員会のメンバーは以下の通りです。
- Hongmei Huang氏(ロシュ社 デジタルトランスフォーメーションオフィス グローバルヘッド兼製品開発担当バイスプレジデント)
- Craig Lindsley氏(Journal of Medicinal Chemistry編集長、ヴァンダービルト大学特別教授、ウォーレン神経科学創薬センター所長)
- Xiangdong (Sean) Liu氏(武田薬品工業株式会社 グローバルヘッド、サイエンティフィックアセット&デシジョンサポート)
- Keiichi Masuya氏(ペプチドリーム株式会社 取締役副社長)
- Jordi Mestres氏(Chemotargets SL社 最高科学責任者兼取締役会長)
- Muneto Mogi氏(ノバルティス・バイオメディカル研究所 グローバルヘッド、グローバルディスカバリーケミストリー)
- Margaret Chu-Moyer氏(アムジェン社 バイスプレジデント、研究部門兼低分子治療薬創薬部門ヘッド)
- Glaucius Oliva氏(サンパウロ大学サンカルロス物理学研究所 教授)
- Scott Oloff氏(ロシュ社 シニアバイスプレジデント、データ&アナリティクス担当)
- John Yates氏(Journal of Proteome Research編集長、スクリプス研究所 教授)
- Brian Crawford氏(ファシリテーター、元ACS Publicationsプレジデント)
本委員会は、CASの創薬支援の取り組みを拡大し、創薬プロセスの初期段階における意思決定を支援します。生物学的パスウェイデータを用いた疾患進行の理解から、充実した分子バイオマーカーデータを用いた探索的医薬品の有効性評価までをカバーします。CASは今後も、多様性とエンゲージメントを確保するため、委員の拡充を継続します。
「現在取り組むべき喫緊の課題は数多くありますが、科学、創薬、そして創薬に携わる人々が将来どのように進化すべきかを見据えることも不可欠です」と、ノバルティス・バイオメディカル研究所のグローバルディスカバリーケミストリー部門グローバルヘッドである茂木宗人博士は述べています。「次世代の科学者をこの旅路に巻き込み、多様な専門家と協力することは極めて重要です。諮問委員会は、こうした共同の取り組みを通じて、研究の未来に大きなインパクトをもたらすことを強く期待しています。」
2022年後半、CASはCAS Content CollectionTMのコンテンツを拡充し、網羅的な生物学的配列や生物活性情報を追加しました。これにより、初期段階の創薬研究を加速させ、今後は抗体やオミクスデータなども順次追加される予定です。Chemotargets社との提携では、Clarity®を活用し、迅速な開発のための技術基盤を構築します。今後も、医薬品の研究開発ワークフロー全体を通じて、治療薬のイノベーションを加速させる投資を継続します。
「情熱あふれる世界の業界リーダーたちがCASと協力し、創薬における新たなイノベーションを推進してくれることを光栄に思います」と、CASプレジデントのManuel Guzmanは述べています。「議論の中で感じられるエネルギーと熱意は、私たちのロードマップと科学的な方向性が業界全体で歓迎されることを確信させるものです。患者さんの人生を変えるような改善を実現し、新薬開発組織の効率化を推進するという、より壮大な未来のビジョンを抱かせてくれます。」
CASについて
CASは科学情報ソリューションのリーダーとして、世界中のイノベーターと協力し、科学的ブレイクスルーを加速させています。1,400名以上の専門家が科学知識をキュレーション、接続、分析し、未知のつながりを明らかにします。100年以上にわたり、科学者、特許専門家、ビジネスリーダーは、過去の知見を基盤としてより良い未来を発見するために、CASのソリューションと専門知識を信頼してきました。CASは米国化学会の専門部門です。詳細は cas.orgをご覧ください。