CAの有機化学セクション

セクション番号と説明

21 一般有機化学

このセクションには一般的な合成工程(例:水素化、高圧合成)、精密検査の手順(実験規模のクロマトグラフィー)、反応、命名法、いろいろな種類の有機化合物クラスに応用されるコンピュータアプリケーションが含まれます。構造が不明な物質に対する研究も含め、有機化合物に対する総論、考察、単行本、テクニカルレポート、学会会議録がこのセクションに含まれます。一般的な性質の物理有機的な研究は、セクション22に含まれます。通常このセクションに含まれていた化合物の工業生産と工程は、セクション45に含まれます。

22 物理有機化学

このセクションには脂肪族化合物、脂環式化合物、芳香族化合物、複素環化合物のメカニズムおよび反応速度の研究が含まれます。反応に着目した場合のスペクトル、立体化学、熱力学研究、相関分析、量子力学の研究も含まれます。有機金属化合物および有機天然製品の物理有機的研究は、セクション26および29~34に含まれます。明確に生物学的重要性を説明してある研究は、該当生化学セクションに含まれます。有機構造または反応に明確に言及していない量子力学、熱力学、スペクトルの基本原理は、それぞれセクション65、69、73に含まれます。

23 脂肪族化合物

このセクションには非環式炭素化合物の合成、精製、安定、反応、分子構造の判定が含まれます。物理有機的研究は、セクション22に含まれます。ラクタム、ラクトンのような脂肪酸の環状誘導体は、セクション27、28に含まれます。製造、工程、一般モノマーの物性は、セクション35、36、37、39に含まれます。燃料または燃料製品として特定の使用法をする脂肪族化合物の製造は、セクション51に含まれます。通常このセクションに含まれていた化合物の工業生産と工程は、セクション45に含まれます。

24 脂環式化合物

このセクションには、多核縮合ベンゼン化合物の完全水素化誘導体およびアズレン、フルベン、トロポンのような芳香族化合物を含む脂環式炭素化合物の合成、精製、安定、反応、分子構造の判定が含まれます。物理有機的研究は、セクション22に含まれます。ラクタム、ラクトンのような脂環式の酸の環状誘導体は、セクション27、28に含まれます。プロスタグランジンおよびその他の脂環式天然物またはその合成類似化合物は、セクション26に含まれます。通常このセクションに含まれていた化合物の工業生産と工程は、セクション45に含まれます。

25 ベンゼン、その派生物、および凝縮ベンゼノイド化合物

このセクションにはベンゼンおよびその誘導体と、少なくともひとつの縮合ベンゼン環を含む縮合炭素環式化合物の合成、精製、安定、反応が含まれます。物理有機的研究はセクション22に含まれます。無水物、ラクトンのような環状誘導体は、セクション27、28に含まれます。燃料としてまたは燃料製品での特定の使用法をするベンゼンおよびその誘導体の製造は、セクション51に含まれます。製造、工程、一般モノマーの物性はセクション35、36、37、39に含まれます。通常このセクションに含まれていた化合物の工業生産と工程は、セクション45に含まれます。

26 生体分子およびその合成類似化合物

このセクションには、その合成過程での誘導体および中間体を含む自然発生ラクタム、その他の抗生物質、プロスタグランジン、フラボノイド、ポルフィリン、フェロモン、ビタミンの合成、反応、物理有機的研究、分子構造の判定が含まれますが、より適切なセクションのある天然物は含まれません。単純生体分子を生物学的目的以外で使用する場合(例:エタノール、クエン酸、クマリン、フルフラールの非生物学的使用)は、該当する生物学、有機化学、その他のセクションに含まれます。アイソレーション研究、アイソレーションと特徴付けの両方の研究と構造解明は、セクション11またはその他の生化学セクションに含まれます。発酵段階における化学合成は、セクション16に含まれます。

27 複素環化合物(ヘテロ原子)

このセクションには、各環にヘテロ原子1つを持つスピロ化合物と同様1つの環に2つ以上の炭素原子を有し、ヘテロ原子(窒素、酸素、硫黄、ハロゲン)が1つしかない環状化合物の合成、精製、安定、反応、分子構造の判定が含まれます。物理有機的研究は、セクション22に含まれます。カプロラクタム、酸化エチレン、酸化プロピレンおよび非ポリマーアプリケーションでない類似一般モノマーの生成、工程、物性の研究は、セクション35、36に含まれます。通常このセクションに含まれていた化合物の工業生産と工程は、セクション45に含まれます。

28 複素環化合物(複数のヘテロ原子)

このセクションには、1つの環に1つ以上の炭素原子を有し、ヘテロ原子(窒素、酸素、硫黄、ハロゲン)が合計で2つ以上ある環状化合物の合成、精製、安定反応、分子構造の判定が含まれます。物理有機的研究は、セクション22に含まれます。生成過程におけるセファロスポリン、ペニシリンおよびその誘導体と中間体は、セクション26に含まれます。ヌクレオシドとヌクレオチドは、セクション33に含まれます。通常このセクションに含まれていた化合物の工業生産と工程は、セクション45に含まれます。

29 有機金属および有機金属化合物

このセクションには、1つ以上の炭素-金属または炭素-メタロイドの共有結合(シグマとパイ)のある化合物の合成、安定、精製、物理有機的研究、反応、分子構造の判定が含まれます。環に炭素-金属結合のない金属複素環(例:ボラジン、ホスファゼン、環状トリシロキサン)、またはシクロペンタゲルマンのような同素環もここに含まれます。単純金属カルボニル、シアン化物、炭化物、シアン酸塩は、セクション49、78に含まれます。

30 テルペンおよびテルペノイド

このセクションには、2つ以上のイソプレン単位の融合で構成された炭素骨格を持つ化合物であるテルペンおよびテルペノイドの合成、反応、物理有機的研究、特徴付け、構造研究が含まれます。特定のテルペノイド化合物に重点を置く場合は、ロジン、トール油、樹脂酸、テレピン油と同じようにステロイド性テルぺノイドはここに含まれます。テルペノイドアルカロイドは、セクション31に含まれます。アイソレーション研究、アイソレーションと特徴付けの両方の研究と構造解明は、セクション11またはその他の生化学セクションに含まれます。

31 アルカロイド

このセクションには、アルカロイド(特徴的な生理活動を持つ植物、動物、微生物由来の窒素含有塩基)、その誘導体、および合成過程における中間体の合成、反応、物理有機的研究、特徴付け、構造的研究が含まれます。テルペノイドおよびペプチドアルカロイドは、ここに含まれます。ステロイドアルカロイドは、セクション32に含まれます。アイソレーション研究、アイソレーションと特徴付けの両方の研究と構造解明は、セクション11またはその他の生化学セクションに含まれます。(フェネチルアミンやチラミンのような)生物学的アミンおよび(カフェイン、テオブロミン、テオフィリオンのような)プリン誘導体は、セクション26に含まれます。

32 ステロイド

このセクションには、ステロイド、植物、動物、微生物由来のシクロペンタフェナントレン構造を持つ物質、近縁化合物の合成、特徴付け、物理有機的研究および構造研究が含まれます。ステロイドアルカロイドはここに含まれます。テルペノイドアルカロイドはセクション30に、ステロイドサポニンはセクション33に含まれます。アイソレーション研究、アイソレーションと特徴付けの両方の研究と構造解明は、セクション11またはその他の生化学セクションに含まれます。発酵段階における化学合成は、セクション16に含まれます。

33 炭水化物

このセクションには、三員環以上の炭水化物、その誘導体およびポリマーの非産業的合成、反応、物理有機的研究、および構造研究が含まれます。ヌクレオシド、ヌクレオチド、ステロイドサポニン、および核酸の化学合成と半合成もここに含まれます。アイソレーション研究、アイソレーションと特徴付けの両方の研究、構造解明は、セクション11またはその他の生化学セクションに含まれます。発酵段階における化学合成に着目する場合は、セクション16に含まれます。グリコペプチド、糖タンパク質は、セクション34または生化学セクションに含まれます。さとうきび糖および甜菜糖、糖蜜、スターチ、ガム、ゴム糊、ペクチンのような商業的、産業的に重要な炭水化物は、セクション44または生化学セクションに含まれます。

34 アミノ酸、ペプチド、およびプロテイン

このセクションにはアミノ酸、植物、動物、微生物由来のペプチド、自然発生アミノ酸から派生したポリ(アミノ酸)および連続ポリペプチドを含む誘導体の合成、反応、特徴付け、物理有機的研究および構造研究が含まれます。グリコペプチドおよびタンパク質、糖タンパク質の化学合成と半合成はここに含まれます。アミノ酸を含むタンパク質および糖タンパク質の官能基、交差結合に加えて構造とシーケンスのその他の研究はセクション6に含まれます。合成とポリ(アミノ酸)またはプラスチック、繊維、高分子物性のために準備、研究された物としての最初の使用または潜在的に使用されるその誘導体の物性は、セクション35、36、40に含まれます。